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こどものおいしゃさん日記

何だってこんなことになってしまったのだろう

ツールが終わった

自転車 日記

ツールが終わった。パリ・ルーベからツールの終わりまでの、私の大学での研修も今週で終わる。

ここまでなんの役にも立たない医者ってのも、大学の看護師さんはなかなか見たことがなかっただろう。仕事が遅いってのは厳然とした事実だし。だから主な担当医として診た患者さんの数は圧倒的に少ない。呆れるほどに。

多少言い訳をすれば、こりゃあ若い人では持て余すだろうなと思えたら、自分が診るようにするよう、気がけたつもりではある。どちらかと言えば倫理的にとか社会的にとかで泥沼にはまりそうなと思ったら。だから病棟で一番難しい処置をやったのが自分だとは到底言えないが、病棟から外線電話やメールやで外部との交渉をいちばん多くやったのは自分じゃないかと思っている。電話医者。むろんこれは言い訳ではある。はっきり白状すれば、純粋に医学的に難しそうなケースからは腰が引けてたってことだ。

私の常で、辛い期間を早く終わらないかなと過ぎ去るのを待っていながら、いざ終わりかけになって喉元を過ぎた気分になると、いまさらのようにああすればよかったとかこうすればよかったとか、色々と考えている。そういうことを繰り返して年寄りになってしまったら、色々と悔いの残る人生になりそうが気がする。

アンディ君が休養を終えて来年のツールでコンタドールを倒すべく再起する頃には、私も自分のNICUで再起しようと思っている。