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こどものおいしゃさん日記

何だってこんなことになってしまったのだろう

たぶんシーシェパードは捕鯨を続けてほしがっている。

NHKスペシャル|クジラと生きる

自宅で観ていてあんまり痛かったので、ジロの中継が始まったのを言い訳にチャンネルを変えてしまったのだけれど、昨夜の当直室でテレビをつけたらちょうどそのときの場面が出ていたので、これは観ろと天上の誰かさんがおっしゃってるんだろうと思った。

シーシェパード他3団体が太地町に入って「反捕鯨活動」をやってるらしいんだけど、彼らにイルカやクジラを守ろうという気持ちが本当にあるんだか、大変疑わしいと思った。太地町や日本国の人に自分らの意見を聞いていただこうという態度はまるで感じられなかった。

たぶん彼らがほんとうに好きなのはイルカやクジラじゃない。彼らが好きなのは反捕鯨活動なんだろう。人を罵ったり侮辱したりして金を貰うのが好きなんだろう。だから捕鯨が廃止になったら彼らは困るんだろうと思った。彼らにとって一番良い筋書ってのは、まさにいま太地町で起きている筋書きなんだろう。精一杯自分たちは反捕鯨活動に邁進しているけれど、日本人の奴らぜんぜん反省せず捕鯨を続けてます、もっと私たちの活動をご支援ください、と言えるような筋書きだ。太地町の人らが粘れば粘るだけ、シーシェパードには募金がどんどん入ってくるんだろう。

だから彼らは太地町の人たちを追い込んでいる。まるで漁師さんらがクジラを湾内に追い込んでいくように。彼らの主張が通るには太地町の人たちが耐えがたい屈辱を味わわなければならないような、そういう作法で反捕鯨を主張する。太地町の人や、あるいは日本人全体が、彼らの行動にダメージを受けつつも彼らの言うことには耳を貸さないような、そういう構図を維持することが彼らの目指すところだと見受けた。

まあ、苦しい立場には違いないかもね。敵を罵りつつも敵の存在が無ければ自分らの存在価値がなくなるのってのは辛いだろうよね。うっかりいま日本が捕鯨から撤退したらスポンサーからのお金は減るんだろうし。長野県に場所を移して「蜂は社会も言語ももった高級動物だ」とか言って反ハチノコ運動をやるのも一興かもしれないけれどもね。