こどものおいしゃさん日記

何だってこんなことになってしまったのだろう

入院数急増

連続して入院があり、9床中8床の入院となった。たくさんの空床をアイドリングしておくのも苦しいけど、かといって規模を縮小してしまったら窮地に陥っていたなと思った。こういうときのためにも、なんとか9床を維持していかないといけない。

たとえば規模を縮小して9床を6床にしていたら(3の倍数にするのが制度上効率が良いので)、この2日で2人は院外へ新生児搬送に出さなければならなかった。今は京都じゅうのNICUが空床をあけてるんで、たぶん京都市内でなんとか確保できたと思うが、常にそうとはかぎらない。中小規模のNICUが乱立する京都の事情では、意外に病床のリソースは全体としても貧困なので、1人は何とかなっても2人目はちょっと難しくなるし、3人目がもし出たら市外や府外に搬送となる可能性も出てくる。

でも維持すると言っても、診療報酬だけで運営する私立病院で、空床を開けておく負担はきつい。それは公的病院の役割なのではないかとも思う。あるいは周産期母子医療センターに対する国や地方自治体が、財政的な補助で空床を買うかたちになるのかもしれない。

あるいは、いっそ民間からNICUの病床にスポンサーをつけてはどうかとも思ったりする。保育器の脇腹に京都の老舗企業のロゴが入ってて、「この保育器は・・・の提供で維持されています」みたいな。